ももかのいわい

今日(10/17)は、
お嬢さんがこの世を見に来て
ちょうど100日目でした。



つい先日まで気にもしていなかったのですが、
なんでも生誕100〜120日目位に『お喰い初め』ってのを
行うのがよろしいということで。



俗に「百日(ももか)の祝い」なんてことを言いますな。



所有する絵でわかる冠婚葬祭事典なる本によりますと、
お食い初めは、“箸初め”“箸揃え”ともいい、
【一生食べ物に困らないように】という願いを込めた行事」なんだそうです。



実際には、まだ食べらんないので、その真似事をして愉しんで見よう、という趣向だね。
この食べさせる真似事の介添え役としては、
長寿の方(祖父母、もしくは集まった中で一番の年長者)が適任なんだそうだ。
では、実家の両親を呼びましょう。



お喰い初めに用意される膳の中身は、
1.尾頭付の魚類、縁起物ならば『鯛』。
2.赤飯
3.吸い物
4.梅干
5.小石
ということらしい。



膳については、子供用の茶碗に吸い物椀、お盆で良いんじゃないのかなどと思っていたら、
実家の祖父母が膳を用意してあげたい、ってことで朱塗りやら黒塗りやらの膳が登場。






それじゃ、目刺しとか鯵って訳にゃいくまいってことで、鯛を予約してみました。
鯛ならば、その日の出荷状況を見なければどんな鯛が用意できるかわからない、
というお店の人に大体の大きさの希望を伝えておきましたら、
用意されたのは天然鯛ですよ。そして、当然ながら生です。
それがこれ。





愉しそうなので自分で焼いてみるのです。
手順は以下の感じで。
1.一度塩を振って、クッキングペーパーで拭き、気分的に臭みを取る。
2.×印は縁起がよろしくないみたいなので、背中のギザギザに沿って切り込みを入れる。
3.再度塩を振る。尾びれ、背びれなどのひれは焦げないように多めに塩をつける。
4.焦げ防止のため、尾びれ、背びれなどのひれにアルミホイールをかぶせる。
5.十分に熱したグリルに鯛を横たえる。弱火で10分。
6.裏返す。弱火で15分。




これで信じられない程ふっくらたっぷり焼きあがりました。
なんだ、簡単に焼けるんじゃないか。良かったぁ。




赤飯、煮しめ、吸い物は家人の手作り。
梅干は、お宮参り時に葛飾八幡宮でいただいたもの。
小石は、葛飾八幡宮の近辺で用意したもの。
世界は地続きってことを考えると、どこの石を拾っても良いんだろうけどね。



んで、出来上がったのがこれ。



どうよ。
立派なもんでしょ。


こんな感じで、お食い初め



直に一緒に食べることができるようになるかな。



それも愉しみ。




【BGM…INGRID CHAVEZ/Ingrid Chavez
MICK KARN/More Better Different
PARIS/Paris
THE TRUTH/Live
THE FAMILY/The Family】