工藤村正来日記念展

やっと
訪れることができました。



アメリカ在住の巨匠・工藤村正氏の個展です。



2012年1月11日〜2月10日の一ヶ月間、
東京銀座に新しくオープンした
「REIJINSHA GALLERY,Tokyo」での開催です。



オープン初日に駆けつけたかったのですが、
時間的な制約もあり、その日は断念。
工藤村正様にご挨拶もさせていただきたかったのになぁ。



で、今日なのでした。
落ちついたゆっくりとした時間に
工藤村正氏の手によって描かれた絵画を目の当たりにすることができました。


私は、当日目指すべきギャラリーは銀座5丁目と
思い込んでいたので約三十分その界隈をうろうろ。
思い込んでいた住所には別の建物。
そこで傍と携帯にて確認。
普通に『銀座6丁目』と記してありました。



着いてみて驚いたのは、
ギャラリー玄関から受付に至るまでの著名人の方のお花の数。
ここには敢えて記載しませんが、錚々たる方々です。



受付では、可愛らしいお姉さん。
記帳と名刺をお渡ししました。



ギャラリー内は全面白を基調とした空間。
ギリシャの白亜の家に飛び込んだような印象を受けます。
空間内に余計な雑色がないので色彩に目を奪われます。


金箔、銀箔、その他日本画の色調が繊細に、
大胆に、動くような、いや今にも動き出しそうな…。
女性、猫、波、日本。


コレクターが挙って手に入れたがるのも納得がいきます。
ず〜っと、みつめることのできる「絵」って数少ないですよ。


この新しくできたギャラリーの特筆すべき点は他にもあります。


地下に設置されているからでしょうか?
たぶん、それだけではないでしょう。
この空間、実に気持ちが良いのです。


それは音です。
BGMの選曲も良かった思うのですが、
何よりも音の返りが素晴らしい。
外からの雑音も入らない。
かと言ってBGMが空間の中で反響しない、そして、広がり過ぎない。
BOSEのコンポを使用しているようでしたが、
それだけでは語れない、良い感じの調子で
空間全体に低音・高音・旋律が鳴ります。


色んなギャラリーを見てきましたが、音の広がりまで
考えられているギャラリーはそう多くないと思っています。


私もいずれここで、
こんな素晴らしいところで個展が開けるかしら。
かなりのどかな空間になるでしょうね。



帰りの際には、
受付でマネージャと思われる方に一言。
「素晴らしい空間ですね。」
「弊社も満を持してオープンしたので、そう言っていただけるとうれしいです。」



ぜひ、みなさんも1度会期中に訪れてみてはいかがでしょう。
「日本って、やっぱり良いな。」
そんな感じに一日を終われます。


工藤村正 来日記念展
会  期 2012年1月11日(水)〜2月10日(金)
時  間 11:00〜19:00
(1月11日は11:00〜21:00、1月21日は11:00〜20:00)

休 廊 日 日・月曜日
イベント 1月11日(水) オープニング・レセプション
1月21日(土) ギャラリートーク
        司会:ミレイヒロキ(現代美術家
お問い
合わせ先 REIJINSHA GALLERY, Tokyo 
〒104-0061
東京都中央区銀座6-7-2 みつわビルB1
TEL:03-6215-6022

http://www.reijinsha.com/r-gallery.html

【BGM…STANLEY CLARKE/The Bassic Collection
STANLEY CLARKE/If This Bass Could Only Talk
JOHN PAUL JONES/The Thunderthief】