はじめからおわりまで

ここ数年
女子の名前で
「○子」という名前が
少なくなっているようですね。




ご存知の通り、
「子」という字は、
‘一(いち)’という字と
‘了(りょう)’という字の
合わさったものです。





それからもお分かりのように
この「子」という字には
一<はじめ>から
了<おわり>までという意味が
込められています。





美しくうまい字ですね。





この近くに存在する
「子の神(ねのかみ)神社」なる神社も
子<一から了まで>
万事をお守りする神様を
祀ったもののようです。








ということは、
例えば
“良子”という名前には、
《はじめからおわりまで
 愛情のある、
 やさしい(良い)人生を過ごせますように》
というような意味が知らず知らずのうちに
込められていてぇ、





“真子”という名前には、
《はじめからおわりまで
 うそ偽りのない(真の)、
 美しい人生を過ごせますように》
というような意味が
これまた知らず知らずのうちに
込められているっつぅ事になります。






はじめからおわりまでの
長い人生への願い・祈りを
たった
たったの一文字で表す。




なんて
素晴らしい文字なのでしょう。





名前に
“子”の字のつく方。





自分の名前に付いている
漢字一文字一文字の意味を感じながら、
どうぞ
《はじめからおわりまで》
という言葉を添えて
自分の名前の旅に
想いを馳せてはいかがでしょう。




きっと
あらためて
グッと来るかも知れません。





“一”から“了”まで





見直してみませんか。




そう、
“はじめからおわりまで”





【BGM…MILES DAVIS/E.S.P.
  TOMI JENKINS/Tomi】