第4回協会展終了

つぅわけで、
第四回の
日本イラストレーター協会展が
終了いたしました。



私は、
10日に時間が取れたので
協会展視察。



今回の考えは、
二点出品するならば、
同じような絵を描いても意味がないだろうということ。
あくまでも
知られてはいないであろうクライアントさんに
知ってもらうのが目的のはず。
色合いが違うというだけの絵を二点出してもねぇ…。



1.PLANET HERSCHELL/天王星

常々星を描いてみたいと思っていて、
やわらかい絵だけじゃなくてこんな絵も
描けるんですっていう絵。
パステルを何重塗りしたかわからない。
うどん屋さんみたいな状態になって描いた絵。
写真では取れないであろう絵を描くのが心情の
快作。




2.RRRUMMMBLE BEAT.

真骨頂。
『RRRUMMMBLE』は擬音。
ドタバタという擬音表記。
背景はアフリカ大陸。
LioN、
AFRiCAN BUFFALo、
AFRiCAN ELEPHANT、
iMPALAな方たち。
いろんな人が日頃ドタバタしているけど、
結局、持ちつ持たれつってこと。



両方とも
今後の筋として先に進めていきたい考え。




各地の動物っていうシリーズものも良いね。



いわゆる重鎮と称せられる方が
本来設置されるであろう絶好の場所に
設置されていました。


アクリル版を運搬時の保護のために
つけて置いたのだけど
会場で外させていただきました。



やっぱり、
生の絵を見てもらわないと
だめじゃない。


間に透明とはいえ膜のある絵は、
ヘッドフォン越しのMUSiCと同じ、
ガラス越しのKiSSと同じ、
コンドーム越しのSEXと同じ。



確かに
思いもかけなかったことに気付くかもしれないけど
一番重要な何かを感じずに終わる感触がはがゆい。




たまたま今回、
絵の設置場所に恵まれたけど
絵を提出している本人たちが
スタッフとして搬出入を担当するのは良いが、
勝手に設置場所を決められるのはどうか。



三者もしくは代表者が
色合いなり、
大きさなりをみて
設置場所を決めていかないと
バランスが悪いよね。
せめて、
役員の絵はまとめておかないとね。





そう、
全体的な絵の設置バランスをみて
『あぁ、この人は搬入に参加して好きな場所を取ったな…。』
ていうのが手に取るようにわかって
残念な気持ちになったのは確か。



まず、代表者と思われる方の絵が入口近くに鎮座、
というのは通常考えられないだろう。






まぁ、
展覧会自体は盛況のうちに終わったようなので
良しとしよう。




また、次回。



【BGM…ELVIS COSTELLO/When I Was Cruel
   PRETENDERS/Loose Screw】