フタの人

最近、よく街を歩く。
やっと、歩いても気持ちの良い季節。



大好きな自分の真上の空をチラミしながら、
ブイブイ歩く。
ずっと見ていると首が痛くなるので、
要注意。



自分の真上を流れる雲の様。
自分の真上を流れる風の早さ。



なんかね、自分の真上って
どこにつながっているんだろう?とか
いろんなことを思うよ。



人間ってちっぽけな存在、
なんて言うけどこの感覚はその真逆に位置するんじゃないかな。
まぁ、野暮なことは書かない。
一度、お天気のよい日・曇っている日・雨の日・雪の日
色んな日に真上を、
ねっころがっても良いから真上をみてみて。






そうそう、タイトルの話。




最近、よく街を歩く。
その中で妙に気になる「フタの人」。
「フタ」
そう、蓋である。



何なのかというと、
頭髪らしき黒毛が
お帽子のように乗っかっている方のこと。



例えるなら、
そう、たくさん具材をいれてしまった土鍋。
「フタできるかなぁ…」
と思いながら無理して乗せてしまった土鍋のフタ。
当然、浮き上がって なおかつ斜め。



そんな方をよく見かける。
というより、視界に入る。
だって、不自然なんだもの。



「天才!!○カボン」のパパことバ○ボンパパが
特徴ある人をつかまえては
「○○のひと」という言い方をしていた。
例えば、
連れている犬に似た飼い主をつかまえて
『おい、イヌのひと。』



その言い方が脳裏に残っていて
ついそういう土鍋のフタみたいな
乗せ方をしている人を見かけると
つい心の中で





『あっ、フタの人っ!』






だって、明らかに
モミアゲとお帽子の毛質が違うよねぇ。




なに書いてんだろ?



【BGM…NiNE HORSES/Snow Borne Sorrow
     SUNDAY ALL OVER THE WORLD/Kneeling At The Shrine
        THE WiLDHEARTS/The Wildhearts