木綿の日本手拭い。

plants-seed2007-07-20

風呂に入り、
木綿の日本手拭いでからだを洗ってみる。


それまで愛用していたタオルが
さすがに限界になったためだ。
背中にまわすたびに、
ピリピリとやぶける音がする。


タ・オ・ルちゃん、
おそくなぁってごめんねぇ。


こんな昭和歌謡をおもわせるタオルは気を使う。




これまで時代劇などで町人が
井戸端で顔・体を洗った後、
手拭いで拭う感じにちょっと憧れていた。


といっても、
手拭いで体を洗ってますという方の話も聞かないし、
体洗い専用の柔らかいタオルなどが売られている昨今、
日本手拭いよりも洗った感が優れているのであろう、
という気持ちからあえて使ってはこなかった。


が、


結果は◎。


粗い目が細かい汚れを根こそぎ取り去ってくれる感じがする。
ちょうど、いわゆるタオルと垢すりの中間に位置する印象。


とても気持ちが良い。
洗っている感触が
えもいえない。
なおかつ、水切れ・泡切れも最高。
一度、パンッと振るだけで半ば乾いたと言っている。


柄も水墨画のようなタッチで好感が持てる。
いろんな和柄を集めてもGOOD。
Gパンのように色が薄くなるまで、
あじが出るまで、
いや自分のものになるまで使ってやろうじゃない、
って気持ちも芽生える。



う〜ん、こりゃあ、次は……、
ふんどしかぁ?


【BGM…半野喜弘 MEETS MICK KARN/Liquid Glass
     STEVIE WONDER/For Once In My Life
      JOE BATAAN/Afrofilipino】