パケットの意味がわからん。
というより、
パケットっていう感覚が一切湧かない。
ほんとにみんな理解して
『今月は使うてしもた。
5000パケットいってしもた。』
などと使っているのだろうか?
○○メールに登録していただくと
月々4000パケットがお得。
全く、どのくらいお得なのか
わからん。
使いすぎても、
更に3000パケットお得。
パケットし放題。
…。
合点がいかない。
こんなときに
浮かぶ情景は、
ピノッ○キオが
ちょっとだまされて
メリーゴーラウンドやら
サーカスやらの
遊び場に近づいていくシーン。
だめっ、だめだよ。
サーカス団の団長が
こっちに歩いてくるよ、のシーン。
サーカス団長。
大きな声で言ってみる。
サーカス団長。
なんだか、可愛いねぇ。
日本の企業というのは
ボキャブラリーが貧困なのだなぁ、と感じる。
本当はみんなにわかりやすい
言葉があるはずなのに
知らないんだろうなぁ、と感じる。
専門用語など
関係者ならば知っている筈という
ずるい呪文は使わないで欲しいよなぁ。
なんか手抜きをされているように感じるんだよね。
なんだろうなぁ、
この雰囲気。
あるお肉屋さんがあったとしてぇ、
「うちの肉は良い肉を使っているよ。
だいたい６０シモフリくらいだぁ。」
「６０シモフリってどのくらいなの？」
「くわしく事は言えないがぁ、
だいたい一般のご家庭のお肉が４シモフリ…」
はい、出ました。
４シモフリ。
結局、１シモフリが
だいたいイクラくらいなのかわかりませんね。
なんだか、
６０シモフリは良さげだなって思いますけど、
シモフリって脂の事かと思っちまいますね。
そんな感じ。
なんだか体良くごまかされている感じ。
あるレストランに行って、
「うちは１４５タンレー食べていただくと
２５００円お得です。」
って言われている感じ。
１タンレーってなんだろう？
なんだか
メジャーでない
意味ありげな言葉に
いつのまにか
押し切られていませんか？
文字数、メール数、送信時間数…。
家族への思いやり数。
パケットよりも合点のいきそうな言葉は
世の中に満ち溢れているのにね。
歩き煙草よりも
歩き携帯の方が
数倍迷惑に感じるのだが、
罰金はとらないのだろうか。
あっ、絵を描かなきゃ。
【BGM…BOZ SCAGGS/Boz The Ballade
LA BOTTEGA DELL'ARTE/La Bottega Dell'Arte】
