勘亭流 in錦糸町

錦糸町のお教室にて
勘亭流江戸文字を学ぶ。



歌舞伎の看板などに
使われているあの独特の文字であります。



師匠は
荒井三鯉師匠。


師匠の自己紹介も兼ねた
江戸文字の歴史を伺い、
いざ本番。



目の当たりに
師匠がお手本を書く。




ぐぅの音も出ません。



文字を見ただけで
書き順がわかるという。




って事は
実際の漢字と
一筆書きの要領が特徴のひとつといえる
勘亭流文字では
漢字の書き順が違うっていうことな訳だ。




筆の動きに見とれていると
いつの間にか文字が出来上がっている。
その文字は確かこんな漢字で出来あがっていったなぁ、
などと残像にまたしても酔いしれていると
また次の文字がもじもじ。



ってな感じ。




普段使わない毛筆。
筆。
こんなにもまっすぐな線が引けないものか。



そこそこ見ただけでコツはつかめていたはずの自分。
文字を書くだけで
普段の絵の粗忽さが浮き彫りになる。
普段、手を抜いているわけじゃないですけど。
普段の絵のバランスの悪さが浮き彫りになる。
普段、ゆがめて描いているわけじゃないですけど。
味だと決め付けていた普段の絵のバランス。
直らんものです。
すぐにはね。
何が悪いのか
全部見通されている感じを受ける。




待っててくださいな。
少しだけ。




すぐに
手癖を直すから。



きっちり
叱られよう。



すご〜く
愉しい。



【BGM…STEVIE WONDER/Songs In The Key Of Life】